IronPython
PythonをMicrosoftが.NET Framework用に実装したのが、IronPythonです。
IronPythonはオリジナルのPythonと高い互換性を保ちつつ、.NET Frameworkのクラスライブラリも使えてしまう、とんでもない物です。C#やVB.NETとの相互連携も容易で、お互いにオブジェクトのやり取りができるみたいです。
さて、ここまでなら私も( ´_ゝ`)フーンという感じですが(C#とか使ってないし)、さすがMicrosoft、凄い物を用意しています。
それがIronPython Studioです。
名前から想像できる通り、これはIronPython用のIDE環境です。単独で動くものと、VisualStudio2008に統合可能なものの2種類あります。
元はVisualStudio SDK(VSを拡張するためのSDK)に入っているIronPython Integrationサンプルで、それが単独のプロジェクトとして独立したのが、IronPython Studioみたいです。
しかし、現在公開されているIronPython Studio 1.0ではインストールしてもWPF Applicationしか選択できなかったり(その他のテンプレートはエラーが出ている模様)、そのWPF Applicationもインストールしただけではビルドすらできなかったりと、まだまだ使い物にならない状態です。
現状ではVisualStudio SDKに含まれるサンプルの方がちゃんと動きます。ただし、こちらはソースコードでの提供となるので、自分でビルドしないと使えませんし、VS2008か2005のStandard Edition以上が必要となります。
実際にVisualStudio 2008上でPythonプロジェクトを作成して簡単なスクリプトを書いてみました。(私が初めて書いたPythonスクリプト)
コードが色分け表示されたり、IntelliSenseで入力支援が受けられるのはもちろんのこと、デバッガまでちゃんと対応しているのが驚きです。
ちょっとしたスクリプトの編集にVSを持ち出すのは大袈裟な感じですが、大規模なスクリプトの開発には強力な武器になりそうです。
現在Microsoftが開発中のSilverlight(Flashモドキ)でもIronPythonが使えるみたいなので、このギャグみたいなプログラミング言語が、近い将来にメジャーな言語になっているかもしれませんね。
ちなみにIronRubyも開発されているので、Ruby大好きっ子の人も安心してください :-)
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IronPython Studio 1.0のテンプレート問題は、テンプレートをコピーすれば動くらしいです。
http://www.codeplex.com/IronPythonStudio/Thread/View.aspx?ThreadId=26341